「さくらVPS」の新サーバーに移行して1週間。
少しその成果を評価してみようと思う。
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★サーバー構成
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◆旧サーバー
■さくらVPS(v3)
▲Webサーバー
・大阪:2G:HDDプラン
▲DBサーバー
・大阪:2G:HDDプラン
◆新サーバー
■さくらVPS(v4)
▲Webサーバー
・東京:2G:HDDプラン
▲DBサーバー
・東京:4G:SSDプラン
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一番の変更点はDBサーバーの4GとSSD。
なので今回の変更は実質DBサーバーのアップグレードと言える。
ちなみに、Webサーバーも移行したのは、
同じリージョン(東京・大阪・石狩)でないとサーバー間の同一ネットワーク接続ができないから。
評価はとりあえずMuninによる「load Average」と「Memory usage」で比較してみる。
本当は旧サーバーの方は先週停止した直後にMuninのデータを取っておく予定だったが、
取り忘れたので、1週間分停止していたデータとなっている。
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★新旧サーバー比較
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◆load Average
Webサーバーは新サーバーの方で18日にチューニングと負荷テストを行ったので極端に突出した数字が出ているが、
概ね変わりないと思う。
まあスペックがほぼ変わってないので当然だと思う。
一方、DBサーバーは一目瞭然で負荷が下がっている!
新サーバーでは平均してload Averageが1を下回っている。
最大の懸案だったDBサーバーの負荷解消は達成したと言えるだろう。
◆Memory usage
load Average同様、それほど変化があるとは思えないので、やはり変わりないといえるでしょう。
メモリが2GBから4GBに増えた分、こちらも改善されている。
まず、アプリへの割当量が増え、そしてスワップも小さくなっている。
これが結果としてload Averageへの低下にも寄与しているのだろう。
◆総括
今回のスペック変更は明らかに数字だけでなく、体感速度も向上している。
サクサクとページが動くようになったし、DBのレスポンスも見違えるほど早くなった。
かなり満足行く結果だ。
しかしこれはコストを単純に掛けた結果だと言える。
このままの運用を続けていれば、サーバー負荷は徐々に徐々に上がっていくことは避けられない。
よって、以下に無駄な部分を排除していくのか、今後の運用改善に求められているんだと実感させられました。
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